2026.08.17
災害に強いまちづくりと登記・測量の力
令和6年11月、大分市佐賀関地区で発生した大規模火災では、多くの建物が焼失し、住民の皆さまに甚大な被害が及びました。今なお不安な日々を過ごされている方々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、平穏な暮らしが戻ることをお祈りしております。
今回の火災では、用地の整理や建物再建に向けて、「どこからどこまでが誰の土地か」を明確にしておくことの重要性が、改めて浮き彫りとなりました。
私たち土地家屋調査士は、平時から境界の測量や調査、地積測量図の整備を通じて、土地の正確な情報を残すことに努めています。登記や測量が整っていれば、災害時に境界標が失われても復元が容易であり、住宅の再建や道路等の復旧も迅速に進められます。
佐賀関火災においても、土地家屋調査士は相談員として現地支援を行い、登記情報の確認や今後の対応に関する相談等での協力を行いました。こうした活動は、日々の業務が有事に活きる例でもあります。
見えない備えが、未来の安心につながる。
災害は「いつか」ではなく「いつでも」起こり得るもの。だからこそ、平時から正確な登記と測量を整えておくことが、地域の命綱になります。未来の安心を支えるために、私たちはこれからも足元から、まちの力を支えていきます。