2026.08.28

境界標

今回はわれわれ土地家屋調査士が日々汗を流して設置しております様々な境界標を写真付きで紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

まずはコンクリート杭です。
これは十字の真ん中が境界点を示します。
コンクリート杭は9cm四方で長さ45cmのものや、大きいものですと15cm四方で長さ100cmのものもあります。
地面の真下の方向へ杭の長さに応じた穴を掘り、モルタルやセメントなどで埋め固めます。
何筆にも分ける分譲地ですと、掘って埋めるコンクリート杭の数も多くなり、たいへんな重労働となります。

 

 

 

 

 

 

 

こちらも同じくコンクリート杭ですが、これは矢印の先、杭の一番外側の角が境界点を示します。

 

 

 

 

 

 

 

次は、金属標(金属プレート)です。
矢印の先が境界点を示します。
境界点が土の上に位置すればコンクリート杭を設置できますが、写真のようにブロック塀の真ん中などに位置することも多々あります。
その場合は金属標をコンクリートボンドで貼り付けます。

 

 

 

 

 

 

 

このように縁石やL型側溝を削って埋めるタイプの金属標もございます。
これも同じく矢印の先が境界点を示します。
グラインダーを用いて側溝などを削り、モルタルで固めます。

 

 

 

 

 

 

 

最後に金属鋲です。鋲だけですと埋もれてしまい見失う可能性があるため、この場合は鋲の周りに赤いプラスチックの笠を取り付けております。
十字の中心が境界点です。
道路のど真ん中やアスファルト上などコンクリート杭の設置が困難な場所や、人や車の往来が多い場所に境界点が位置するときなどに主に利用します。
ドリルで穴をあけ、やはりボンドで埋め固めます。

以上、境界標の紹介でした。
ちなみにむやみやたらに境界標を触りますと刑法に触れちゃいますのでご注意を。

(刑法 第二百六十二条の二 境界標を損壊し、移動し、若しくは除去し、又はその他の方法により、土地の境界を認識することができないようにした者は、五年以下の拘禁刑又は五十万円以下の罰金に処する。)