2026.06.20

表示に関する登記と土地家屋調査士の役割

不動産登記には「権利に関する登記」と「表示に関する登記」があります。一般的に「登記」というと、所有権や抵当権といった権利関係を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はその前提となるのが「表示に関する登記」です。

表示に関する登記とは、土地や建物の所在・地番・地目・面積などの物理的な状況を登記簿に記載する手続きです。たとえば、新しく家を建てたときは「建物表題登記」、土地を分けたときは「土地分筆登記」などが必要になります。これらは所有権移転や売買の登記を行う前提となる重要な情報です。

そして、登記された情報は、不動産取引の安全・円滑にするための重要な情報として、土誰でも登記情報として閲覧できるような仕組みとなっています。

私たち土地家屋調査士は、この「表示に関する登記」の専門家です。現地を測量し、正確な図面を作成するとともに、必要な資料を揃えて登記申請を行います。境界の確認や建物の現況調査も含め、正しい情報を登記簿に反映させることが、安心して不動産を利用するための第一歩となります。

表示に関する登記は、暮らしや取引の基盤を支える大切な制度です。私たちは、その正確性を守る役割を担い、地域の安全で円滑な土地利用に貢献しています。